「恋」は人に不利益をもたらすもの

 歴史を見渡しても、世界三大美女の一人、古代エジプトの女王クレオパトラを妻にしたローマの将軍アントニウスは、彼女の美しさに溺れるあまり、政敵のオクタヴィアヌスとの戦に破れ、自害することとなった。同じく三大美女の中国の楊貴妃は、唐の玄宗皇帝をとりこにし、政治から関心を失わせ、国に反乱を招いたといわれる。日本の戦国時代の覇者、豊臣秀吉だって、晩年に側室の淀君に心奪われた。
彼女との間にもうけた秀頼を溺愛することがなかったら、自分の死後、豊臣家を徳川家康に滅ぼされることもなかったかもしれない。
「恋」は国を滅ぼすこともあるのだ。
 話が大きくなってしまったが、そういった例を持ち出すまでもなく、「恋」が人に不利益をもたらすものであることは、身近なところを考えてもわかるだろう。
 思春期は人の一生を方向づける大切な時期。からだを鍛えたり、教養を身につけたり、人間関係を学んだり・・・・・とするべきこともたくさんある。そんなときに「恋」だけに夢中むちゅうになっていたら、他に得るべきものが得られなくなる。好きな人のことを考えると夜も眠れなくなったり、他のことに手がつかなくなったり、彼女の前で自分をよく見せようとがんばってみたりと、「恋」はどうしたわけかエネルギーも時間も食うものだ。「恋」なんて一生のうちいつでもできるが、思春期にすべきことはそのときにやらなければ意味がない。
素敵な結婚相手をで、見つけても結婚後に問題は発生した場合、ここに書いてあるように意外と改善に手間がかかります。気を付けましょう。
EF023