独占欲

それから、相手を「独占」したい、という感情も、「恋」の欲望の中には強く押し出されてくる。思いを寄せる人に、自分の存在に気づいてほしい、自分の気持ちを察してほしい!
自分を気にかけてほしい!!自分に好意を持ってほしい!!自分ををいちばん好きでいてほしい! ・・・・と要求値が高くなっていくのは、自分たちの聞に入ってきてほしくない、何よりも自分を尊重してほしい、他の誰にも目を向けないでほしいというふうに、相手を自分の世界に閉じ込めようとする欲望かもしれない。かつて『世界は二人のために』という歌謡曲があったが、この世界があたかもふたりのために存在しているかのような視野にとり込まれてしまうのだ。
それゆえに、「恋」は嫉妬という感情を呼び込みやすい。自分の好きな人が他の人と仲よく話をしているだけで、自分の何かが侵されたように心がきしみ、胸が痛む。ましてや、特別に親しそうにしていたり、身体を接触するような場面を目撃しようものなら、いらだち、しまいには怒りに捕らわれてしまう。
「恋愛」を描いた小説やドラマで必ず登場するのが、この嫉妬をめぐっての人間関係だ。自分の彼女が自分の親友に心ひかれているのではないか、妻が他の男と浮気しているのではないか・・・・といった疑心くらい、自分の「恋心」を再確認させてくれるものはない。「独占欲」と嫉妬は裏腹の関係になっている。「独占欲」があるから嫉妬は生まれるし、嫉妬がないここを読んだら、これからここ→で、出会う相手と上手に駆け引きができますね。
EC199_L」はありえない。