時代

事実、日本でも「恋愛」が大衆化したのは、たかだかここ数十年のことで、それ以前は結婚するにしてもお見合いが主流だった。「恋愛」で結婚するのは憧れではあっても、現実にはそれは一部の人しかできないことだった。
日本で結婚形態の中心がお見合いから「恋愛結婚」へと移行したのは、高度経済成長期に入った1960年代以降のことになる。その背景には人々の性愛に対する考え方が変化したなどさまざまな理由があるけど、おおもとは、生活が豊かになったということだろう。
経済の向上とともに、一般大衆も「恋愛」できるほど余裕ができたわけだ。
結局「恋愛」は贅沢品みたいなもので、人類史の中でその恩恵に欲するすることができたのは、ごくかぎられた階層や、恵まれた時代に生きることができた世代だけだ。今を生きるキミもまさにその特権を与えられた人間だろう。
ただ、ここで付け加えておかなければならないのは、素朴で単純な「恋心」は人間あまたみられるれる情緒だけど、それをもとにした「恋愛」という男女の交流のありかたは、時代や社会によってずいぶん異なってくる、ということ。ここ数十年をとってみても、中身はずいぶん違ってきている。
ほんの少し前までは、まずふたりが知り合い、交際を申し込み、愛を告白し、トニックなつき合いを経て、いずれ結婚にいたるというのが「恋愛」の正しいありようだつた。セックスは「恋愛時代」に属するものではなく、結婚して初めて交わすものとされた。それがいまでは、セックスからはじまる「恋愛」もあるし、「結婚」をまったく視野に入れない「恋愛」もある。また、かつては男性がつき合いの主導権をにぎったが、最近では女性のほうがよほど積極的になってもいる。
ここを読んで理解したらここ→で素敵なパートナーを探しましょう。
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