恋愛対象の美

よく歴史の教科書に載っている、昔の女性を揃いた絵を見てみるといい。平安仰ではうりざね顔というのかしもぶくれの女性たちが拙かれることが多かった。それはその時代、そうした顔の形が美人の条件だったからだ(やっぱり、形に残しておきたいのは美しいと思う人の姿だろう)。いまだったら「プス」と呼ばれてしまいかねない彼女かのじよたちが、その時代にはすごくモテていたのだろうし、そうした姿形が男性の性的欲情を誘ったと考えるのが、妥当。
新しい出会いがで、あったらここで紹介したことを気にしてみてください。

現在だって、ところが変われば美の基準、つまり相手を魅了する容姿のタイプは異なってくる。以前ぜんぼくがインタビューしたことがある女性は、日本人としては美人の部類に入るほうではなく、スタイル一般的な意味でよいとされるものではなかった。本人はそのことをよく自覚していて、そうした自分が通用する国があることを、あるとき知ったという。旅行で行った某国では、彼女のような出った形をしたお尻を持つ女性が魅力的とされ、日本では鳴かず飛ばずだった彼女かのじよが、そこでは男たちからお姫様のようなあっかいを受けたとのこと。「年をとってまったく日本で通用しなくなったら、その国に住もうと思うの!」。そのように考えると、美人、ハンサムというのも流行りものと同じで、ある時ある場所で人気のある顔立ちゃスタイルの人、ということでしかない。日本では比較的、体毛の濃い男性は女性に好まれないけど、男に胸毛がなければちっともセクシーじゃない!となげく女性の多い国もある。その土地土地での好みがあるとしたら、世界中を行き来すればいいし、移住もできる現代なら、一つの国のモノサシに固執することもない。自分に有利な場所を求めて広い海原へ飛び出していくのもよし。
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